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 このページは、「季刊 ひろば 京都の教育」や京都教育センターホームページなどについてみなさまから寄せられた声を掲載しています。たくさんのご意見・ご感想をお待ちしています。
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(ひろば160号より)

 *「ひろばるトーク」No.160号

 十数年ぶりに府立学校に戻って、日々の授業に没頭しております。

 南部新設校の現状と課題および特別支援教育の歩むべき道等かんがみ、実践と研究と運動が1つになっていく大切な時期かと思います。恩師の教えをもとに軸のぶれない教育労働者の1人として学び気づきを子らと共に大事にしていきたい。(京都府立養護学校教員)

 「子どもと家族に寄りそって」を読みながら、はっとしました。息子さんは昨年大文字を見てなくなったM君の奥さんだと思います。健気にバトンタッチしてがんばっておられるんだなと、胸が熱くなりました。センター通信も読み応えがあります。築山さんが高齢者施設のことを書いておられるのを読んで、わがことと思いました。私の施設は平均年齢87歳。昭和生まれは私たちだけ・・・・。大勢いるのに、会話の通じ合わない人が多いこと、新聞をとっている人がほとんどないことなど、自分も含めて、老人問題を考えないわけにはいきません。それでも、こっそり尋ねてきて下さる方が3人いて、(家内も)女の人って凄いなと思っています。マンガいつも感心しています。時代感覚の鋭さ!全集にしてほしいくらいです。(木津川市・退職教員)




●(ひろば157号より)

 * 155号でよかったと思う記事・企画

                       与謝・小学校教諭

@「普通の中学生」をとりまくケータイ・ネット−ゼミでの議論より
A子どもの遊びって大事だよ−異年齢集団の中で育ちあう
B明るい未来を子どもたちに−ネパールに学校を作って−

 「遊びの中で、子どもたちは様々な力をつけ、たくましく成長しています。」(本誌より)

 本当にその通りだなと、思いました。子どもたちは、ぶつかり合い、時には傷つけ合いながら、大切なことを学び大きくなっていくのですね。そんな交流の場をうんとくぐらせてあげられるよう、ゆとりを持って子どもたちと向き合っていきたいと思います。豊かにつながっていけるように、自分にできることを積み重ねていきたいです。

 春日井先生に勧めていただき、次号から定期購読します。

 * 155号でよかったと思う記事・企画

                       京都市・新婦人

@特集1 現代社会と子どもの「荒れ」のどの実践も心うたれました。
A特集2 小野英喜さんの文
B「歴史たまて箱」古墳
  糸井さんの平和教育
 久しぶりにじっくりむきあえた今回の「ひろば」でした。左京の子供まつり実行委員会にも多くの青年がスタッフ会議に参加しており、中には教員希望者もいます。今年のまつりテーマ「遊ぼぉ〜〜〜!」を決めた時、先生からも学童指導員や少年団指導員からも「ほっこり、ぼぉ〜〜」とするまがない子どもたちの現状から、「子どもの権利条約」へと、毎回、とても深まる話合いになるのです。学童保護者会代表の12月に出席予定のママもステキな話合いの場をさらになごませて下さって・・・・。

 一方で、岩倉の小学校の「荒れ」が私の属する新婦人のおばあちゃん達から聞こえ出し・・・。タイムリーな「ひろば」でした。

 「たまて箱」毎回たのしみ・・・。「教員免許状更新・・・」こういうことなのか!と納得。「ガンダム21」文字が小さくて、50代の私の老眼でも苦しいので、2ページにして下さいませんか。(少し大きくしました・・・編集部)




●(ひろば156号より)

 * 考えさせられた「メール・ネット依存」

                         京都・大学生

 尾木先生の「ケータイ・ネット文化と子育て」を読み、メール(ネット)依存による発達上の問題がとても良く理解できた。友情を育むならネットでも良いのではないかと、人間とのコミュニケーションに変わりはない、と思っていた。何故そんなにメール・ネットが敵視されるのか。それは対面コミュニケーションが育たないから、という理由であった。確かに、メール・ネットに依存しているような人に挙動不審な人は多い。人間同士のコミュニケーションは、やはり面と向かってなされるべきものだ。




●(ひろば155号より)

*事務局に寄せられた前号(154号)の感想を紹介します。

 * 改訂学習指導要領について考えさせられた

                        高校非常勤講師

 特集1の「学習指導要領改訂」については、考えさせられることが多くありました。

 文部科学省・教育委員会による学校教育への「日の丸・君が代」の押しつけがエスカレートしていることが感じられます。こんなこと、採用試験できかれたら、明らかに思想的「踏み絵」ですね・・・・。慎重に答えようと思いました。


 * 教師も育てる姿勢大切

                       亀岡市在住・母親

   事務的な作業が増えて、先生方は忙しいし、親も担任に直接言わずに、すぐに教育委員会や校長に言うケースが増えたり、悪口を言って担任をやめさせる(次年度に)こともあるようです。保護者、まわりの教師もみんなで、子どもだけでなく教師も育てるという姿勢で応援したいし、そういう体制づくりをしてほしいです。


 * 心を熱くして読んだ

                      京都市・退職教職員

 "いざ鎌倉"という時に、頼もしい助っ人が集って書き上げた特集という感じ、心を熱くして読みました。

 山崎論文、簡潔で分かり易く、本質を突いている ― 新しいリーダーの誕生だと思いました。教育を科学に、それを草の根で広げる、これがわれわれの方針・戦略。憲法と共に子どもの権利条約の精神にもつながるものだと思います。



●(ひろば148号より)

教育基本法「改正」法案の廃案を求める緊急アピール[20氏よびかけ]へ賛同いただいた方々より寄せられたメッセージの一部を紹介します。(氏名略)

*読み直してみてあらためて、このような素晴らしい法律をもつ国民であったことに誇りを感じます。改悪を策す人びとのさもしさに唖然とします。

*このたびの「君が代」強制は違憲であるという東京地裁の判決に賛成し、憲法の理想実現のために制定された「教育基本法」を改悪し、「戦争する国」へ進もうとすることに反対します。

*戦前の軍国主義教育を受けた私としては基本法の「改正」は絶対に許せません。「愛国心」の名のもとにまたもや戦争する国に走ろうとする恐ろしさをひしひしと感じ、みんなで頑張って阻止したいと思います。

*「児らすべて戦争と死に遣るまじと誓いてし日の忘らるまじく。」

*国家のために生命を投げ出す国民づくりの第一歩!みんなで廃案に追い込むために頑張りましょう。

*大いに運動を盛り上げたいものです。なお今回の改悪のねらいの中で「義務教育の変質→格差教育の拡大」の視点をもっと打ち出すべきだと思います。


*国家主義的な安倍新政権の登場は平和と民主主義を願う私たちにとって最大の危機的状況をもたらします。 今こそあらゆる知恵とすべての力を注いで憲法・教育基本法を守り抜きましょう。

*船井・南丹地域でも幅広く団体・個人を結集した実行委員を結成し 廃案に向け奮闘したいと思います。

*村山談話さえ認めない安倍新政権 の発足は改憲のねらいをよりわかりやすくし国民ぐるみで総反撃に立ち上がるチャンスです。国民的議論をまきおこしましょう。

*軍歴5年、無事生かされ生きています。戦友はフィリピンで全滅、遺骨を大阪築港へ迎えに行きました。ビルマへ行った優秀な友も多くは死にました。権力者は国益のためと言いますが戦争で絶対に国益はありません。平和憲法によって守られている今をありがたく思います。これに反する法律は反対です。

*いつも夜遅くまで学校の職員室の明かりがついています。先生方の悲痛な叫びが聞こえてくるようです。そして子どもたちの悲しみや怒りが差別され競争させられ、どの子も個人として尊重されることのない教育への憤りが。

*教基法は十分生かされていないけれども、それでもこの法があることによって、今では当たり前になっている子どもの人間性を大切にしようという考え方が社会の中に根を下ろし諸施策が実施されてきたことを確認したいと思う。ひらたいコトバで語り問いかけられるようにして広げていきたい。


●(ひろば147号より)

  「格差」の問題を採りあげたのは、タイムリーだったと思います。週刊誌なども採りあげていましたが、かなり、内容が良く問題の重さが紙面に反映しているように思いました。

 「涙の卒業式から1年、卒業生たちは今」とても感動しました。原田先生の子どもへの愛がひしひしと肌で感じられる内容でした。きっと分会もすばらしいのでしょう。読者としては、学年として、学校としてどうなのか、親はどう考えているのかが知りたいところです。

 でも「先生、俺もうアカン。辞める」などの愚痴も訴えられる教師と生徒との関係ってすばらしいですね。そこが出発点だという気がしました。 (京都市 退職教員)

●(ひろば146号より)

 今、平和をめぐって日本の平和主義を生かし発展させるのか、それを取り下げて「戦争放棄・戦力不保持」の国際社会への約束、侵略戦争を強行したことの責任、謝罪を捨て去るかの判断を一人ひとりがせまられています。この世紀の大綱引きに敗ける訳はありませんが、油断はできません。北京でのキャンプに参加した彼等が語っているように、戦争の真実と本質を学習しなければなりません。地域で開催している戦争展に、彼等の力を借りたい。

●(今日の学校現場から)

  現場で教師をしている立場からまず一言。今、教師として何を語り、何を学ばせたいかを自問自答するとき、この'ひろば'を読みながら、自分の考えや思いを整理することが多いです。自分の思いは横におきながら "伝えなければならない大切なことは何か"と頭を冷静に整理させてもらっています。選挙の結果をうけ、この先どうなってしまうんだろうという不安と何ができるのだろうという責任と教育現場で子どもに何を知らせなければならないかなど。とてもすっきりしました。おいせさんの実践は、「これぞ教育の良さ」ととても温かい思いになり、こういうふれあいの糸口を子どもたちにふれあいながらアンテナをはり、生かせたらと思えるレポートでした。母として一言。我が子を戦場へ送り出すような憲法に変える動きに憤りを感じずにはおれません。


●(退職教員より)

 自分たちのやってきたことを若い世代に世代に伝えていかないと、大変なことになると危機感をもっています。まずは知事選ですね。最近いただいた手紙から、現場の先生のひとことを紹介します。

 ・私は、いつまで教師が続けていられるか、不安が大きいです。
 ・毎日、どうしてこうも仕事がわいてくるんだろうというかんじで、やってもやってもやりきれません。
 ・現場で妊婦さんを見かけなくなりました。なんかちがうんじゃないかと、首をかしげます。
 ・『子どもの事件』を耳にする度に胸が痛みます。今年こそ「希望の年」にしたいものです。そのために、私たちに何ができるか考えながら、歩んでいきたいと思っています。
 ・花には太陽を、子どもたちには愛を!大人によって子どもは変わるとつくづく思います。



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