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子どもの発達と地域 研究会だより

第1号 2004年10月発行

京都教育センター 子どもの発達と地域研究会



 みなさん こんにちは! 秋ですネ。 紅葉の美しいこと・・・・!

 さて、私たちの研究会は、この夏より正式な研究会として発足しました。これから、みなさんのもとに2ヶ月に1度ぐらいの割合で、このお便りを届けたいと思います。それぞれの職場・地域からの原稿をお待ちしています。

 第1号は、棚橋さんからコラムをいただきました。


「第35回 夏季研究集会 分科会報告」


 8月29日、教育文化センターの夏季研第七分科会(子どもの発達と地域)に8名が集まり、日頃の活動について、また、日頃、子どもやまわりの大人と接して思っていることを存分に出し合いました。

 今、学校では先生も物理的・精神的に働きづらい状況におかれていることや、そんな中でも工夫して子どもたちの自立を育てていけるような時間を作りがんばっている人などなど。

 そんな中、共同研究者(分科会助言者)の棚橋さんから、「物事の現象だけをみるのではなく、その奥にある良いところと悪いところの両方を見、また子どもを取り巻く環境、背景にあるもの、そしてこの研究会のこれからのあり方をさぐっていきましょう。」と提案されました。

詳しくは、夏季研第七分科会のまとめをごらん下さい。

感想文より


●地域に、子どもに関わる団体がたくさんあり、活動していることがわかりました。こういう団体の横のつながりを大切にして、何が課題か、どう取り組んでいくか考え、運動していくことができるんじゃないかと思いました。子どもに起こっておる現状や問題点をもっともっと広くひろめて大きな波を起こしていきたいと思いました。大人が忙しくなりすぎて、ゆとりがない。まず大人が変わらないといけないと思いますが、まずは自分の生活をふりかえってみたいと思います。(G)

●子どもたちを中心(視点)にした、つながりを再検討しながら、何か行動できるものを見つけたい。
 話はしませんでしたが、怒り方(喜怒哀楽の怒)の表し方も学びたい。ムカツイたり、キレたりして発散するのでなく、怒りの行動・表現(多くの人が共感する)方法って、今の時代にあるのだろうか?(あー、ブツブツ文句になってしまった。)(K)

●地域で取り組まれている活動をつなぐことが求められていることが改めてわかりました。また、子どものおかれている状況や子どもの発達、子どもに育てるべき基本について共通認識をつくりだすことが重要だと思いました。この研究会の継続自治活動が確認されたことも重要なことです。(T)

●本当に幅広いことが話し合われる分科会だなあと思いました。みんながそれぞれの場で、それぞれがぎりぎりの状況の中、がんばっていて、それ以上がんばるなんてことは、もう日常の中でできそうにないと思えることもあるのだけど、こんな場でやっぱり「横につながること」の大切さを実感した感じです。自分の住んでいない地域でも、知らない子どもでも、やっぱり子どもの輝いている場面の話はきいていてすごく楽しい。それをみて変化していく大人の姿も、まぶしいです。(H)

●子どもが育っている24時間の、学校・家庭・地域での育ちの大変な様子と、また、大人の「関係をリードする」努力でステキに成長する姿と様々に話が聞けて、まずよかったです。その話を基に、何が今大切なのか、何を考えていかなあかんのか、深めていかなあかんのか、と久々に頭をはたらかすことができました。引き続いていっしょに学ばせていただけたらと思います。ありがとうございました。(M)

*当研究会では、会員を募集しています。費用は無料、どなたでも!みなさんからのご紹介・ご連絡をお待ちしています。より多くの方々と共に交流・学習・研究を深めましょう!
 
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