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子どもの発達と地域 研究会


2004年度のまとめと、2005年度の活動方針

2004年6月19日に、京都教育センターの中に、新たに「子どもの発達と地域 研究会」が発足しました。たくさんの方のご参加をお待ちしています。

2004年度のまとめ

 2004年度も教育をめぐって、さまざまなできごとがありました。ニュースなどの情報だけを得ていると悲しくなったり不安になったりすることの多い世の中ですが、今こそ私たちのまわりにいるひとりひとりの子ども達に暖かい目をそそぎ、そこに関わる大人たちの輪を広げることが求められていると思います。学校だけではなく、地域でそれぞれの特色を持って活動している大人たちが、学校の様子も含めて、まるごと交流していけるような場になるでしょう。みんなで元気になりましょう。子ども達も、大人も。  この研究会は、6月に事務局体制が少し変わりました。そして、それまでは京都教育センターの特別分科会という位置付けだったのですが、正式な研究会として発足しました。まだまだ軌道に乗った活動は行えていませんが、少しずつでも仲間を増やしていきたいと思います。人と人とのつながりを大事にして、参加された方が、次回は気軽にまわりの人を誘える会にしていきたいです。


●1998年 第28回夏季研以来「特別分科会」として、毎年取り組んできました。

 
●6月19日

 第35回夏季研のための準備会を、京都教育センター事務局の呼びかけで開きました。ここで討議を深めて、同・研究会を発足していくことを確認しました。 第35回夏季研より、研究会として発足し、組織的・系統的に研究活動として取り組みを進めていくことを、(センター事務局の呼びかけや、今日までの「特別分科会」の成果をふまえて)確認しました。

●2004年8月29日

 8月29日 教育センター夏季研究集会の分科会(第七分科会)  夏季研の分科会参加者は8名。うち、新しくなってくれた人も含めて7名が会員です。参加者は学童クラブ指導員、ちびっこプール関係者、人形劇団員、カメラマン、うたごえ協議会メンバー、塾の講師、小学校の先生、など実に多彩でした。学校の先生が小学校現場のお話で話題提供をしてくださいました。また、ちびっこプールの自主運営を地域のお母さんたちと一緒にしておられる方から、プール廃止反対運動のことやプールでの子ども達の様子のお話を聞くことができました。参加者もひとりひとりが、それぞれのところで感じたり考えていること、悩みなどを出し合い幅広い交流ができました。最後に、「物事の現象だけを見るのではなく、その奥にある良いところと悪いところの両方を見、また子どもを取り巻く環境、背景にあるもの、そしてこの研究会のこれからのあり方をさぐっていきましょう」というまとめで終了しました。

研究会通信 発行年月 連載コラムの内容(執筆者)
研究会通信第一号 2004年10月 「大人と社会の責任が大きいのに・・・−−子どもだけのせいにしては−−」(棚橋啓一)
研究会通信第二号 2004年12月
研究会通信第三号 2005年 3月 「『要塞』の中で子どもは育つのか」(浅井定雄)
研究会通信第四号 2005年 6月 「身近な地域に光をあてて−−集い・学び・行動する市民の拠点として−−」


2005年度の活動方針

○ 2ヶ月に一度の割合で「研究会だより」を発行する。

  ・ できるだけ多くの個人・団体の協力を得て、充実した紙面作りを目指す。

○ 2005年夏季教研の分科会をより多くの人の参加で成功させる。

 より多くの人々との「つながり」が広がっていくことを目指し、そして交流・研究したことを何らかの形にまとめていくことを検討する。
 
組織体制

○代表   :中須賀ツギ子(京都l教育センター)
○事務局長:姫野美佐子(京都子ども勉強会)
○事務局員:松井信也(京都学童保育連絡協議会)・池添廣志(京都公立小学校教員)・棚橋啓一(京都教育センター)
○会員   :略
●子どもの発達と地域研究会の2006年度総括と2007年度方針はこちらをごらんくさだい。
●子どもの発達と地域研究会の2005年度総括と2006年度方針はこちらをごらんくさだい。
●子どもの発達と地域研究会の2004年度総括と2005年度方針はこちらをごらんください。
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