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新発売!

季刊「ひろば・京都の教育」第159号

(2009年 8月15日発売)


* 編集:京都教育センター+「季刊ひろば」刊行委員会

特集テーマ  1 子どもをどう捉え、豊かな成長・発達を支援するのか
        2 検証!教職員の研修−校内研修、官制研修、自主研修を問う


特集の趣旨


特集テーマ  1 子どもをどう捉え、豊かな成長・発達を支援するのか 2 検証!教職員の研修−校内研修、官制研修、自主研修を問う 特集趣旨 とめどなく荒れる子ども達、無気力な子ども達、疲れて息切れしている子ども達など、気になる子ども達の姿があります。しかし、他方では健気に頑張っている子ども達も沢山います。実は、気になる子ども達の願いも健気に頑張っている子ども達の願いも、同じところにあるのではないでしょうか。 それとも、子ども達は変わってしまったのでしょうか。最も大きく変わったのは、子どもを取り巻く社会・学校・家庭の環境かもしれません。子ども理解を深め、変わらない子ども達の成長、発達への願いを受け止めること、そのうえで、子どもの豊かな成長、発達支援の取り組みを、学校、家庭、地域などで進める必要があるのではないでしょうか。 また、教職員が子どもの豊かな成長、発達支援の取り組みを進めようとしたとき、現在の研修制度や内容は、そうした取り組みを励まし、応えるものになっているのでしょうか。子ども理解と成長、発達の支援のために、求められる教職員の力量を形成していくような研修になっているのでしょうか。この問いは、校内研修、官制研修は勿論、自主研修にも問われています。免許更新制がスタートする中で、これまでの教職員研修の課題や成果の共有も含めて、検証が求められているのではないでしょうか。 このような趣旨から、今回の特集を企画しました。



■特集テーマ  1
 子どもをどう捉え、豊かな成長・発達を支援するのか



●総 論 子どもたちの「困った行動」の理解と援助−行動に表れたメッセージを読み解く−・・・・・櫻谷 眞理子(立命館大学)

●各論@ 子どもと家族に寄り添って・・・・杉本 恵子(京都市・民間保育園)

●各論A 「気になる子」をつなぐ教師の役割・・・・中山 智子(京都府・公立小学校)

●各論B 僕らの「敗者」復活戦・・・・太田垣 靖(京都府・与謝野町立江陽中学校)

●各論C 気になる生徒の援助・支援−A君の事例を通して−・・・・宮川 直己(京都府立・高等学校)


■特集テーマ 2
 検証!教職員の研修−校内研修、官制研修、自主研修を問う



●総 論 検証!教職員研修−現職研修のあり方を問い直す視点・・・・・土屋 基規(神戸大学名誉教授)

●各論@ 検証!センター研修−初任者研修をふりかえって−・・・・神田 綾(京都府・特別支援学校)

●各論A  検証!校内研修会−どう取り組み、どう生かしているか・・・・平野 健三(京都府立朱雀高等学校)

●各論B  検証!自主研修−民間サークル活動の役割・・・・得丸 浩一(京都民教連事務局長・京都市立梅津北小学校)

●各論C 検証!教員免許更新制−課題山積の「見切り発車」・・・・東 辰也(京都教職員組合教文部長)


■ 好評連載


●私と京都 京・系列・・・・蔡 美芳(台湾出身)

●monpei まんが 「与謝野晶子の怒り」「おそ松くん」

●平和教育21 平和教育の実践「平和教育」への熱い思い1〜退職教職員の立場から〜・・・・足立恭子(立命館大学国際平和ミュージアム・ガイド 戦争遺跡に平和を学ぶ京都の会)

●京都歴史教材たまて箱(59) 並木・街路樹〜人々を風雨から守り、緑陰と安らぎを与えつづけて〜・・・・早川 幸生

●生き生きセカンドライフ 結構忙しいのかな?〜自然とともに〜・・・・佐々木 康雄(退職教職員・城陽市在住)

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