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京都教育センター 発達問題研究会・学力教育課程研究会主催 

フィンランドの教育を学ぶ 公開研究会に40人

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 京都教育センターでは、2006年度に各研究会と共に「公開研究会」を開催していますが、その第6回「フィンランドの教育から学ぶ」が、2006年11月25日(土)午後1時から4時まで、京都教育文化センター101号で行われ、40名が参加しました。この公開研究会は、主に事務局と発達問題研究会、学力・教育課程研究会が中心となって、準備をしたものです。

 はじめに、発達問題研究会の西浦事務局長が挨拶を行い、「教育基本法改悪がが重要な局面に入っているが、だからこそ、日本の現行教育基本法を参考にしたと言われるフィンランドの教育を学ぼう」と話しました。

 続いて、東大阪市立小学校教諭の山口妙子さんが「フィンランドの教育と教育基本法・私の教育実践」と題して講演。山口さんは、この夏、全教が実施したフィンランド教育視察団に参加した時の様子や、教育基本法を生かした学校現場での自らの実践を報告しました。

 また、京都市立高等学校教諭の後藤誠司さんが「フィンランドの学校を訪れて」と題して報告を行い、競争しないで学力世界一になったフィンランドの教育事情を詳しく紹介しました。

 その後の討論では、フィンランドの教育から学ぶべき点、日本の教育に生かすべき点などが話し合われ、その中で日本の現行教育基本法のすばらしさを改めて認識し、改悪を許さない決意などが話されました。

 京都教育センターでは、一年間の公開研究会の積み上げに立って、来年1月27日〜28日に「第37次 京都教育センター研究集会」を京都教育文化センターで開催することにしており、多くの教育関係者・研究者・父母の参加を呼びかけています。
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