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ナイジェリア人から見た京都


                  アキンラディ・ダミロラ



 わたしは2002年4月に日本に来て、大阪外国語大学で一年間日本語を学習し、その後岡山大学へ移り、そこでシステム・エンジニアリングを学びました。現在は京都大学の大学院情報学研究科の修士課程(知能情報学専攻)に在学しています。

 学生としてこの6年間日本で暮らしてきましたが、毎日がすばらしい経験の連続でした。日本と日本人、日本のことば、いろんなところや観光名所、お寺や文化―、日ごとに新しい発見があり、そのリストはどんどん増え続けています。

 この京都では一年になります。体験も見聞も「めっちゃ」たくさん! さまざまなお寺に神社、哲学の道周辺の散策、それに詩吟教室も楽しんいます。色彩豊かな時代祭りも忘れられません。 「京都人」についての一般的な見方とは反対に、この地でわたしは、こころのあたたかい、親しみ深い人たちと出会ったのです。

 わたしは、この京都で研究を続けるので、さらなる京都経験を楽しみにしているところです。 訪問者にたいして京都は、東京のせわしない生活を離れてリラックスできる休暇をかならず保障します。また、わたしは京都的優美繊細についても推薦します。そしてお酒も!

(Akinlade Damilola 京都大学大学院情報学研究科修士課程在学 ナイジェリア)

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