事務局 2009年度年報もくじ

第3部 自主的教育団体の活動

教育委員会の傍聴をすすめる会

             臼井 照代



 本年度も府教育委員会の定例委員会だけになりながらも傍聴活動を続けてきました。

 一応第2木曜日に開催されることになっていますが、変更されることもありますので、月初めに電話で日程を確認します。そこで誰かに誘いかければよいのですが、もうそれは出来ておりません。

 当日行けば京教組や府高、定通みんなの会などからのご参加もあって心強く思っています。当日は「議事日程」が配布されます。更に報告や請願について提出されている資料も配布されて、相当の分量になる場合もあります。例えば、8月21日に開催された第8回定例委員会では、請願・陳情などの受理状況についての資料が6枚、第37号議案から第46号議案までの議案書が35枚のプリントになっていました。教育委員の方々に配布されるものと同じものが傍聴者全員に全部配布されています。こういうことから、傍聴の時間が僅かであっても、資料を後で読んで理解を深めたり、他に役立てることも可能だと思っています。

 10年前、20年前の傍聴と比較して格段の相異(前進面)があるのですから、それをどう生かしていくのかを考えなくてはいけないと思っているのですが。教育委員の方も傍聴者がいるのといないとでは気持ちが違うこともあると言っておられました。教育委員も傍聴者も、それぞれ傍聴活動をどう生かしていくのか、どういう意味を持つのかを考えていく必要があると思います。

 「京都教育センター年報(22号)」の内容について、当ホームページに掲載されているものはその概要を編集したものであり、必ずしも年報の全文を正確に掲載しているものではありません。文責はセンター事務局にあります。詳しい内容につきましては、「京都教育センター年報(22号)」冊子をごらんください。
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              2010年3月
京都教育センター