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教育基本法連続(月例)学習会

第二回学習会参加者の感想

○短い時間でしたが勉強になりました。なぜこの法律が変えられようとしているのか、ということについては、大体わかっていたつまりでしたが、そのために国会議員だけでなくマスコミを通じてさまざまな「改正必要」というメッセージが送られている事実をたくさんきいて、ぞーっとしました。スマップのメンバーが「憲法は時代に合わせて、変えないといけないんですね」と言っていたというのはすごいインパクトだと思います。もっとよく考えて発言してほしいのに・・・・。理想的な人格の話をもっともっと具体的に、この場で多面的にできたら、もっと夢が広がったり元気になれるなあと思います。
 でも継続的な学習会としては短い時間で運営の方はとても苦労されていると思います。ありがとうございました。

○教育基本法の「教育の目的」では「人格の完成」の内容として、「平和的な国家及び社会の形成者として」の人格(人間性)を大切に考えたいと思いました。そのために「真理と正義を愛し・・・・」という具体的な人間像が期されていると思います。今、改訂をもくろむ人たちは、「平和的な国家及び社会」を形成する未来の主権者「真理と正義を愛する」未来の主権者の成長をはばもうとする、というか敵視さえする考えではないかと恐ろしく思います。「人格」か「人材」かの個人的な観点と共に、「平和的な」を見過ごせないのでは、と改めて思いました。

○あらためて、教育とは何か、だれのための教育かを考えさせられました。「人格」とは何かをもっと深める必要を感じています。

○豊かな人格、すあbらしい人材として成長することを願っています。ただ、だれのための何のためのすばらしい人材となるかが問題だと思います。主権者として平和的な社会に貢献できる人材たることが豊かな人格の持ち主といえるだろう、と思います。学校現場で先生は多く、うつ病になっている状況は権力者による主権者としての先生の生き方が否定されるからだろうと思います。先生が、うつ病になる様なコワイ学校へは子どもは登校したくないと思うのです。

○第1回は所用で参加できませんでしたので、今日が最初です。さまざまな現場からの発言によって教育基本法のかけがえなのい価値を再認識できたように思います。
 これまでその存在をないがしろにさえされてきた教育基本法は、今回の「改正」の動きによって、改めて注目され、わたしたち自身が文字通り教育基本法の現実的な担い手となることが求められていると思っています。
 多くの私立大学での、教育理念の中などで「教育基本法の精神にもとづき」云々と述べているようですが、その内実はお寒いものです。私のできる範囲で教育基本法やユネスコの宣言などを学び、それを活かした教育に取り組んでいきたいと思っています。
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