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06・12・14中央行動に参加して・・・29         06・12・14.

                                        土野 友人

・いよいよ歴史的な日を迎えた。その状況を我が身で感じたく可能な限りに直接行動の時 と判断した。
 幸い、「教育基本法に支えられて・学校は楽しいところ、体験的学校教育・ 教師論」に対して寄せられたカンパを生かして、中央行動に参加することにした。
 当日の 統一行動として、京都教職員組合をはじめ、新婦人の会、退職教職員の会などによる京都 参加団と現地・東京で合流し、その一員として共同の行動ができたことは良かった。

・9:00京都駅発、新幹線ひかり号で11:45東京着。社会文化会館ホールにて教育 基本法各界連絡会主催の集会参加。日本共産党・小池政策委員長や全国ネット・植田健男 名大教授からの報告・発言を聴き、国会議事堂・議員会館前の道路にて「すわりこみ」行動に参加。
 「すわりこみ」と並行して各議員室への分担しての要請行動。私は、退職教員 2名と互助労組代表1名計4名で民主・自民各議員1名計2名への要請行動を行った。
 あ と、共産党・井上さとし議員室への激励訪問も行った。委員会審議中ということで、当然 直接議員との面会はできないが、秘書の方々には要請文書を手渡すことはできた。

・「教育基本法に基づく教育を‥」と宣誓・実践し退職した者の一人して、多くの教え 子たち(その保護者の方々)に対しても、今日的状況は許されない旨を訴えたり‥・、 統一行動としての−つの任は果たせたが‥・、なんだか空しい一面も感じた。
 「すわり こみ」場所に戻る。16:45委員会再開、18:00閉会予定とか、強行採決の不安も かかえながらの、絶えることのない全国各地からの状況報告や「うたごえ」、そして、開会時刻15分前ごろからは、力一杯の連続シュプレヒコールだ!
    ・教育基本法改悪反対
     ・改悪案は廃案にしろ
     ・強行採決は許さないぞ
     ・政府・与党は国民の声を聞け
  閉会時刻の18:00は過ぎた。初冬、東京の日暮れは早い、すっかり暗くなり小雨の降 る中「すわりこみ軌総立ちのシュプレはつづく‥・。委員会は終了した。井上さとし議員からの怒りに満ちた報告、続いて日本共産党・志位委員長の発言。
 責任者・安倍総理の欠席のまま、タウンミイテングやらせ「世論誘導」という恥ずべき行動・内容審議以前の問題、改訂理由もその根拠も不明確のまま、審議を求める国民多数の意見を無視して、論理を否定し「数」のみでの、ついに異例の「強行採決」を行ったと!
     ・強行採決 撤回せよ
     ・採決は認めないぞ
     ・委員会へさしもどせ
  シュプレヒコールは、激しくつづけられた・・・・。

・改悪された教育基本法は、国連の「こどもの権利条約」にも、日本国憲法にも違反する 内容であり、国民世論は「憲法を生かして教育を」と、新しい運動を展開。これから作ら れる数々の憲法違反の諸法案の追求がなされなければならない。すべての子どもの人間と しての発達を保障し、教育への政治介入を許さず、真理・真実に基づく教育を求めての国 民的合意が大切にされることが求められる。

   06/12・14帰路・新幹線の車中にて

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