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教育基本法・学習会・・・・14              04・6・2。

                             
土野 友人


     学校教育

・次回は、いよいよ「学校教育」である。

次回・第7回学習会は、7月3日、第6条「学校教育」。

教育といえば、学校教育とまで、一般的に考えられがちである程に、「教育」にとっての「学校」の役割、期待など大きいものがあるのであろうが・・・、それだけに戦前はこれを国策として重視されたし、今日も(教育基本法が存在しているにもかかわらずであるが)「君が代・日の丸」押しつけで見られる、職務命令による教育と類似がみられる。今日は、それに加えて、極めて高度な競争主義が加わって、更なる大きな教育問題をかかえている。

・何が問題なのか、 なぜ問題なのか、 どうしてそのような問題が生じたのか(原因の追及・・・)、 その結果をどう見るのか、 課題を明らかにしていく、解決の方向性・展望など、整理され合意されていくことに期待したいのだが・・・・・。さまざま発言に期待したいのだが・・・・・。

・5月31日記事「日の丸・君が代」問題でる。

この問題も久しい。いろいろなことがあった。しかし今日、「起立、斉唱」で大量処分者までも出してきた。学校教育というものが、職務命令に左右されるようにまでなってきた。しかも、教育委員会というところの「発言」までもである。もう、なにおかいわんや! である。しかし、驚いてばかりはいられない! 現実である。

 ・教育は、直接責任であり、・・・教員の身分は尊重されなければならない。

この教育基本法の趣旨と、今日の「君が代・斉唱:職務命令」とのギヤップをどう考えるのか!  憲法9条と「イラク派兵問題」「重装備をした人道支援」、憲法25条と「100年安心年金問題」など、その欺瞞制における類似点はあれども、・・・・である。

・学校教育に限らず、教育・福祉・看護・医療などなど、人間のコミニュケーションを必要とする「仕事」「職場」における、利己的競争主義、成果主義、分断する「評価」主義、は明らかなる間違いであり、これを許してはいけないものであると思うのだが・・・。

 学校は、教職員集団の存在が重要なポイントであるが、この集団のありかたは、教職員のみならず、子どもたち「学級集団」も同様であり、PTAなる保護者集団も同様である。今日の「評価」問題は、この集団の概念を「分断」破壊こそすれ、育てるような観点は見られない。ここにも、一つのおおきな問題だある。さまざまな事件の背景からも、このことは、みえてくるのにである。

 そもそも、「人間」という言葉、その文字という形式からでも、コミニュケーションである。

・学力問題、・・・・・・・などなど、課題もおおくある。「これから」である。

みんなで、「学校づくり」を !
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