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学校統廃合と小中一貫教育を考える 第7回全国交流集会in京都 報告集 |
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「学校統廃合と小中一貫教育を考える第7回全国交流集会in京都 報告集」の内容について、当ホームページに掲載されているものはその概要を編集したものであり、必ずしも報告集の全文を正確に掲載しているものではありません。文責はセンター事務局にあります。詳しい内容につきましては、「学校統廃合と小中一貫教育を考える第7回全国交流集会in京都 報告集」冊子でご確認ください。 | |
開会あいさつ 京都実行委員会実行委員長 藤井伸生(京都華頂大学) | |
私の勤務先の大学がある京都市東山区で小中一貫校の設立による小中の統廃合計画が発覚しました。子どもの通学面や教育内容のあり方、さらには地域の小学校がなくなることの問題等から、統廃合問題について考える集会を開こうということになりました。7年前、第1回の集いを私の勤務大学を会場にして開催しました。これをきっかけにこの集いに関わるようになり、今回、実行委員長を引き受けることになりました。 私の研究室からバス停がよく見えるのですが、そのバス停から小学生は新しい小中一貫校(開晴館)へバス通学しています。市バスなので料金面での便宜は図ってもらっているようですが、自宅から遠い学校までバス通学になったことの悩みが出ていると聞いています。東山区は清水寺をはじめとした観光地がたくさんあり、多くのバス利用者がいます。朝方はいいのですが、午後の帰宅時にバスが一杯で乗りきれず歩いて帰ることもあるとのことです。また、友だちができて放課後に遊びに行きたくても、いったん帰宅してから出かけるにはあまりにも遠くて行けないとの声も聞いています。子どものことを大切にした学校統廃合ではないと思います。 全国的に財政効率を優先した学校や保育所の統廃合が猛スピードで進められています。総務省が推進している公共施設等総合管理計画が拍車をかけています。学校統廃合の動向及び問題点、統廃合への反対運動等を本日の集いで交流し、このような流れを何とか食い止めることはできないかと思います。今回の集いでは、とくに学校統廃合が地域こわしにも繋がっているのではないかといった問題意識から大いに検討できたらと思っています。 盛りだくさんのプログラムが用意されていますので、有意義な交流ができることを期待しています。よろしくお願いします。 |
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2017年6月1日発行
第7回全国交流集会京都実行委員会