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2004年度は京教組と共催する「連続学習会」の成果を引き継ぐとともに、成果を何らかの形で残す活動を展開することを目指す。
具体的な研究計画として以下のようなものが考えられる。
1)「教職員評価」や「学校評価」、さらには「中高一貫校」、学校選択の自由化など、京都でも 「教育改革」が具体化されつつある。こうした現れを機敏に、かつ正確に把握し、子どもや父母の参加を軸とした学校づくりの理論と実践を深め、必要な提言を行いたい。
2)「中高一貫校」をはじめとした学校間の制度的な接続や教育内容や教育実践 進学や就職を含む進路保障に係わる接続問題について、父母や子ども、教職員を対象とする調査を通じて実証的な把握を行う。
3)「新自由主義的改革」が進行する中における親や住民の教育要求を明らかにし、地域教育運動と「学校づくり」について実態や実践を検討し、その理論化を図る。
4)具体化される市町村合併とその後に見える学校統廃合に関する調査と理論化を行う。自治体労働者とも協力して研究活動を展開する。
2002年度から会員への連絡をメールに一部切り替え、連絡事務の合理化をはかっている。さらに必要な合理化を進めるとともに、新しい会員の獲得や研究会活動への参加をはかっていく。
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