事務局 | 2011年度年報もくじ |
子どもの発達と地域研究会 《2011年度活動のまとめ》 姫野美佐子(子どもの発達と地域研究会事務局) |
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1.2011年度を振り返って |
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2011年は、活動の内容として、誰かにレポートしていただくのではなく、参加者ひとりひとりにたくさん話してもらうことにより、これまで研究会で議論してきたことを、いろいろな角度から深められるといいな、という思いで公開研究会を3回開きました。また11月5日6日に京都で行われる「子どもの遊びと仲間をひろげる全国集会」に、実行委員会の方から、この研究会として2日目の分科会に関わって欲しいという依頼があり、私たちとしても喜んで参加させていただくことになりました。1回目の公開研究会が開かれるよりも前に「東日本大震災」と「東京電力福島第一原発事故」が起こりました。私たちも驚きとともに、青空の下で思いっきり遊ぶ権利を奪われてしまった子どもたちのことを思い、今の、子ども時代が奪われている世の中についていろいろ考えさせられました。しかしどんなところでも、子どもは子どもであるし、力強く生きているのではないかと思うし、子どもに関わる大人たちはもっと学習して賢くなり、子どもを見つめる目をしっかり養っていきたいものだと思いました。 |
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2.2011年度の活動 |
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@公開研究会 1回目 4月16日(土)右京区のNPO法人「ひこばえ」にて 11名 2回目 7月30日(土)右京区のNPO法人「ひこばえ」にて 9名 3回目 9月25日(日)京都教育センター・センター室にて 10名 成果と課題 ・3回とも、特にレポートはなく、各人の子どもに関わっての近況や最近考えていることをざっくばらんに出し合いました。 ・会場としてひこばえをお借りし、くつろいだ雰囲気の中、自由に意見交換ができたことは良かったと思います。 ・討論でよく話されたのは「今、遊びの価値にもっと目を向けるときではないか」「子どもの活動には柔軟性が必要(堅いものであっては自由な発想が生まれない)」「今、親も子もつながっていくことが難しくなっている」「地域の多彩な取り組みをもっと増やしたり、広げることが重要」などでした。 ・毎回、棚橋先生から「子どもの発達」や「集団の質」についてプリントを使ってのミニ講義があり、それを基に議論を深めました。 ・ 3回目のときに「山科醍醐子どものひろば」から職員の方が初参加され、新しいつながりができ、12月のセンター研究集会分科会でのレポート発表をしていただくことができました。 ・まだまだ「研究」としてまとめるには作業が必要で、今年1年をかけても難しかったです。今後「誰と」「どんな風に」まとめていくか、事務局で相談していきます。 課題:研究員の正式募集 「自覚的な研究員を集めよう」ということで、これまで当研究会にゆかりのあった方に「研究員になりませんか」と呼びかけを行ったところ、15名の方から「なります」とお返事がありました。会員にはなれないが、今後も連絡が欲しいという方もありました。まだまだ少ないので、広げていきたいと思います。 |
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3.2012年度方針 |
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@より多くの個人・団体とつながりを広め、研究員を増やす。 A「子どもの発達と地域」について研究を深める。 【事務局体制】 代表:中須賀ツギ子 事務局長:姫野美佐子 事務局員:棚橋啓一/大平 勲 |
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