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京都教育センター          2007.11.3

     
教科教育研究会・国語部会通信

         編集・発行 教科教育研究会国語部会       

              第 22 号


さらに国語部会活動の充実を



 京都教育センター教科教育研究会国語部会が活動を開始して、今年で4年目。今年も、活動をさらに充実させたものにと、考えてとりくんでいます。  今年度の事務局体制は、昨年の体制同様、

国語部代表  野中一也              
事 務 局   西条昭男・得丸浩一・浅尾紘也

の体制で活動を進めています。

  今、国語教育をめぐる状況は、当面の課題があります。

 「学力テスト」でしめされた「エセPISA型」とも言うべき、活動場面だけを模したものを活動主義教材として教材化する姿勢、改訂指導要領国語科の内容に、「愛国心教材」や活動主義教材がどうとりあげられる方向性が示されるのか、新国語教科書で、どのような具体的な教材配列がされるのか、等については、早急に論議すべき課題です。

  今後の活動として、そのことをおさえて、       

*11月センター公開研/「国語教育の危機、どうする!」集会              
*京都教育センター冬季研究会のとりくみ(国語分科会の設置          
*通信活動の充実   

  などにとりくんでいきます。  研究会への積極的な参加、通信への寄稿、通信を広めていくことなどのご協力をよろしくお願いします。



第4回「国語教育の危機、どうする!」集会

        〜 京都教育センター07公開研究会 〜

日時   2007年11月25(日)午後1時開会

主催  京都教育センター国語部会  京都民主教育推進委員会国語分科会  京都国語教育研究団体連絡協議会  

研究テーマ   国語教育の空洞化に抗し、私たちのめざす国語教育実践を  

会   場   京都市・町屋「古武」  京都市上京区大宮通五辻上ル  

日程/内容
1:00 開 会 行 事 あいさつ /  野中一也(国語部会代表)
1:15 シンポジウム

問題 提起

パネラー発言



全体討議
「国語教育の危機、今、私たちの論議しなければならないことは」

提起/橋本博孝先生(三重大)  

パネラー1/得丸浩一 (京都綴方の会)   〜官制研究会の実態とかかわって〜  
パネラー2/浅尾紘也  (国語部会)   〜「学力テスト」にかかわって〜  
パネラー3/(交渉中)  

提起者・パネラーおよび会場から
3:45 閉 会 行 事 まとめ/あいさつ
4:00 閉会

京都の秋、その風情を残す町屋で「国語教育」を語ろう

 私たちは、国語教育の現状が「空洞化」され、さらには「崩壊」の危機を迎えていると考え、これまで、二回の研究集会を開催し、国語教育の現状とそれを乗り越える国語教育実践について論議を深めてきました。     

  しかしながら、例の「読解力向上プログラム」や学習指導要領改訂の方向性などに見られるように、その現状はますます歪んだものになってきています。 私たちは、その状況をどうとらえるかを論議するとともに、「今こそ、確かな国語教育の構造を提起し、その実践を進めていくことを示していく機会」ととらえて、とりくみを広く進めていきたいと考えます。  

  国語教育の現状をどうとらえ、どのような実践を進めていくのか、ともに語り合いましょう。多くの方々の参加をお待ちしています。    

*問い合わせ、連絡は 浅尾紘也まで
 
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