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特別分科会「子どものことばの力と国語教育」へのおさそい

特別分科会
(教科教育研究会「国語部会」) 
子どもたちの「ことばの力」の現状と問題点をとらえ、国語教育の課題を考える

 報告1 長崎事件などに見る子どもの「ことばの力」を考える

 報告2 京都の国語教育の現状と「三分野説」の意義

 私たちの教科教育研究会国語部会(準備会)では、この夏季研において、上記の特別分科会を担当して、討議を深めることをめざしています。
 報告・提起として
1.長崎事件などに見る子どもの「ことばの力」を考える
2.京都の国語教育の現状と「三分野説」の意義
の二本を予定しています。
 長崎の同級生殺害事件は、私たちにも大きな衝撃を与えるものでありましたが、そこでの背景の一つとなった、インターネットによるチャットやホーム・ページ、メールなどの伝達方法の多様化とそこでの「表現」、そして「バトル・ロワイアル」などの影響を強く受けた「小説」や「詩」、「日記」など、子どもたちの「ことば」や「ことばの力」の問題は、議論しなければならないことを多く持っています。
 私たちの「ことばの力を伸ばすことで人間的成長をめざす国語教育」にとって、何をどう考え、実践しなければならないかを深めたいと思います。
 また、京都の国語教育の現状は、まさに危機的状況にあると言えます。「言語操作」「言語技術」だけが大きく取り上げられ、子どもたちの「ことばの力」を伸ばすことをめざさない国語科指導の現状をしっかりととらえることと、それを乗り越える実践を進めていくためにも、「京都の国語教育・三分野説」のもつ現代的な意義を共通認識していくことが、今、求められています。
 こうした「課題」に迫る分科会にしていくことをめざして、準備会事務局ではとりくみを進めています。府下各地から、たくさんの方々の参加をお待ちしています。
 
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