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第41回京都教育センター研究集会
      【設立50周年記念集会】
開催日:2010年12月25日(土)〜26日(日)


 京都教育センターは、1960年に京教組附属研究機関として故細野武男氏(立命館総長)らのよびかけで設立。「科学的認識」「全面発達」「集団主義」の3本柱を教育理念に掲げ、今日まで継承されています。

【集会テーマ】
設立50年の教育理念を今日に生かして


日時 2010年12月25日(土)〜26日(日)

会場 ルビノ堀川(25日)、京都教育文化センター(26日)



【全体集会】

日時 2010年12月25日(土)13:00〜17:00  

会場 ルビノ堀川 2階「加茂の間」    

ルビノ堀川:京都市上京区東堀川通下長者町下る 電話075-432-6161 市バス「堀川下長者町」下車2分


参加費(資料代) 500円 (学生無料)

全体会内容

○ 記念鼎談「戦後教育を検証し、今日の教育課題と展望を語る」
     堀尾輝久氏(前民研代表)&野中一也氏(センター代表)

                      進行:築山 崇(京都府立大学)

 戦後民主教育が志向した「国民教育路線」と今日の「新自由主義教育路線」を検証し、私たちの教育課題と実践の展望をお二人に縦横に語っていただきます。

堀尾輝久さん

 1933年生まれ。東京大学法学部卒。同大学院修了。東京大学名誉教授。元日本教育学会会長。前民主教育研究所代表。著者「地球時代の教養と学力」(かもがわ出版)「民研とともに歩んだ18年」(民研編)など。

野中一也さん

 1934年生まれ。京都大学大学院博士課程満期退学。大阪電通大名誉教授。関西教科研代表。京都教育センター代表。編著「民主教育」(民衆社)「教育実践への招待」(法律文化社)など。


○ パネルトーク「現代を生きる教師」


 3人の教師〔青年・壮年・ベテラン〕がその苦労とよろこびを語る!



京都教育センター設立50周年記念祝賀会 ご案内

12月25日(土)17:30〜 「全体会」終了後 ルビノ堀川地下「平安の間」
                 ミニコンサートと50年の歩みを語り交流
                   会費5,000円
                 (要事前申し込み 12月15日までに京都教育センター事務局へ)

京都教育センター50周年記念 出版

●「風強けれど 光輝く −検証!京都の民主教育1978〜2010−」
  (京都教育センター編)1800円


●「京都歴史たまてばこ」
  (早川幸生著:つむぎ出版)1800円





【分科会】

日時 2010年12月26日(日)10:00〜16:00  

会場 教育文化センター全館

京都教育文化センター:京都市左京区聖護院川原町 電話771-4221 京阪電車「神宮丸太町」下車3分


 センター9研究会による:「地方教育行政」「生活指導」「学力問題」「発達問題」「地域と子ども」「カウンセリング」「高校問題」「国語教育」「障害児教育」など各分科会

分科会番号 分科会名 テーマ・報告内容(報告者)
第1分科会 地方教育行政研究会
テーマ:貧困・孤立・競争をのりこえ、子どもを育てる学校づくりを考える
     −−子どもをとりまく実態と求められる実践・運動−−

■基調報告・・・・・葉狩 宅也(研究会事務局)
■講演 「憲法に立脚した教育政策への転換めざして」・・・・本田久美子(全教副委員長)
■報告@ 「『子どもの貧困』の実態と就学援助制度」・・・・京教組事務職員部
     A 「『高校生の実態』と高校教育の課題」・・・・府立高教組
     B 「京都府の教育振興計画(中間案)を検討する」・・・・市川哲(研究会代表)
第2分科会 生活指導研究会
テーマ:研究会の歩みを確かめつつ、今日的課題に迫る

■基調報告 「研究会30年の主なテーマと到達点」・・・・築山崇(研究会事務局)
■報告@ 「京都府生活指導研究協議会」の蓄積に学ぶ・・・・藤木祥史(京生研事務局)
     A 「記念誌『生活指導編』を読む」・・・・中西潔(記念誌編者)
     B 「フリースクールから見える青年の心」・・・・フリースクール・スタッフ
     他 福祉問題、キャリア教育について

第3分科会 学力・教育課程研究会
テーマ:学習指導要領の改訂に伴う授業の変化と身につける学力とは何か

■基調報告 「改訂学習指導要領の教育課程編成における問題点と学力の内容の変化」・・・・鋒山泰弘(追手門学院大学)
■報告@ 「地域を教材化する授業と獲得する学力」・・・・早川幸生(立命館大学)
     A 「子どもの認識と算数・数学の教育課程」・・・・長谷川幹(立命館守山中高校)
     B 「生徒を授業に引きつける社会科の教材づくりと授業」・・・・大川沙織(府立南陽高校)

第4分科会 発達問題研究会
テーマ:全面発達の今日的な課題

■基調報告・・・・西浦秀通(研究会事務局)
■報告@ 「全面発達が保障される場としての学童保育」・・・・溝口晋太朗(たかつかさ児童館)
     A 「地域と子どもの発達  −−山科の地蔵盆調査から見えてくる地域の教育力と子ども−−」・・・・浅井定雄(山科ふるさとの会事務局長)

第5分科会 子どもの発達と地域研究会
テーマ:子どもにとってはすべてが育ちの場

■基調報告・・・・姫野美佐子(研究会事務局)
■報告@ 「福祉のまちづくりと児童館」・・・・井上公子(フォーラム「ひこばえ」事務局長)
     A 「山科での子育て・教育ネットワーク」・・・・團野三千代(山科教育を語る会)

第6分科会 家庭教育・民主カウンセリング研究会
テーマ 学校・職場・家庭でよりよい人間関係をどう築いていくのか

 人権関係の悩みは尽きないもの。抱えている問題を聴き合い、非日常の空間に身をおいて、自分にもひとにも優しさをもたらすエンカウンターグループを体験しませんか。

第7分科会 高校問題研究会
テーマ:類型制廃止後の京都の高校はどうなる?−−地域に信頼される学校づくり−−

■基調報告 「類型制廃止後の京都の高校はどうなる?」・・・・長尾修(府立高教組教文部長)
■報告@ 「府立高校の現場から」・・・・(数校より)
     A 中学校現場、保護者からの発言

第8分科会 教科教育研究会・国語部会
テーマ:国語教育の危機、課題をどうとらえ、私たちの実践をどう創造していくのか

■基調報告 「国語教育、その問題点と私たちの課題。どう実践していくのか」・・・・浅尾鉱也(研究会事務局)
■講演 「児言研の研究成果をふまえて」(午前)
     「論理的な力をのばす説明文教育とは」(午後)
      ・・・・・どちらも、森 慎(児童言語研究会委員長)


*以上は、11月22日段階のもので、今後変更があるかも知れません。

*案内のプリントをPDFて掲載しています。
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