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高校問題研究会
2007年度の取り組みについて
 
 


今年度の方針

◆今年度の方針(「センター年報」に掲載)では、活動目標として次の4つの課題を 挙げています。

@府教委の「府立高校改革推進計画」や京都市の「推進プラン」に基づいて、高校の「多様化」「特色づくり」と学校の選択拡大をさらに進める制度改編が強行されている中で、高校制度や入試のあり方について検討を重ねること。

A日本と世界の現状・未来を考え平和をめざし、管理的な生徒指導に反対する取り組みを進め、学校運営に意見を反映させるなど、権利を広げ自主活動を進める高校生の活動の交流と学び合いを進め、今後の学校のありかたを考えること。

B“学びからの逃避”と言われる中での高校生の学力低下や学習実態、携帯電話等に象徴される生活の実状をつかみ、生徒の学習意欲を引き出す授業や学校の今後の取り組みの方向を検討すること。「授業・補習づけ」や特定科目の単位数「偽装」・未履修などで進学実績をあげる動きに対し、真の学力をつけるとりくみを進めること。

C府教委・市教委が、「特色ある学校づくり」の名のもとに高校制度改編を新たに進める中で、高校生自身は高校の制度や教育内容、学校生活にどのような意見を持っているのか。この数年間、高校問題研究会ではさまざまな意見発表・交流の場を設けてきたが、今後さらに多くの高校生の意見を聞き、ともに議論を進めること。高校入試の当事者である中学生や高校生活を経験した大学生などの参加を増やすこと。

 高校「多様化」が強められ、中学生の進路選択に矛盾が拡大している。高校教育だけでなく小・中・高校を通した教育全体を考えていくこと、懇談会に高校だけでなく小・中学校の保護者・教職員の参加を呼びかけていくこと(高校の保護者、現場の教職員の参加を高めることも大きな課題)が求められる。

 また組織面でも、研究会の事務局体制をさらに強化し、高校教育懇談会や学習会の企画の充実を図りつつ、会員拡大にも取り組んでいきたい。


活動日程


◆活動日程で決まっているのは以下の通りです。

・6月16日(土)午後 第8回高校教育懇談会
              (京教組民主教育推進委員会総会後の分科会を兼ねて実施)
              (京都教育センター公開研究会も兼ねて実施)
              テーマは「こんな高校なら行きたい、働きたい―学校ストレスはどこから来るか― 」
              報告は、京都府南部の府立高校・教組など

・12月23日(日)京都教育センター研究集会高校分科会の企画・運営

・2〜3月(日程は未定)  高校教育学習会を高校問題研究会独自に開催します
                 (教育センター公開研究会を兼ねて実施することになる予定)

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